今朝の新聞に、「国交省が1級建築士の再試験を断念」という記事が載っていました
全国の1級建築士から抗議の声が殺到したらしい
勿論、私も声無き声を上げていましたゾ
知らない人のために説明すると、あの「姉歯」事件の後
1級建築士の制度を見直して、あのような不正が行われないよう
今までの1級建築士も再試験を行い、「特1級」とか何とか新規準を作ろう・・
としていたようです・・・・特1級?・・・お酒じゃあるまいし・・・
で、元の1級建築士は「旧1級」とか「準1級」ナンテ呼ばれるのかい?
姉歯事件は、その被害の大きさからして、「このままではイカン」という気持ちは分かる
しかし、それは試験の問題では無い
同じ国家試験である、司法試験や医師国家試験の再試験が言われたことあります?
ホントのところ、「もう一度、大学受験しろ!」・・と言われるようなもので
記憶力が著しく低下している身にとっては、合格なんて、とても無理な話です
試験って所詮は記憶力の勝負でしかありませんから・・・
ほんと、国交省のお役人さん達の考えることは、机上の空論・・という気がします
建築に関わる業務は大きく分けて4つあります
1.意匠設計(建築全般・意匠・デザイン)
2.構造設計(構造計画・計算)
3.設備設計(電気・機械・給排水・衛生・ガス等々)
4.施工(現場)
それぞれに、1級建築士がいます
しかし見て分かるように、仕事の内容は大きく違います
試験にはその4つ全ての内容が含まれます・・・やっぱり再試験はおかしい・・・
前話が長くなりましたが、今日はタリンで泊まったホテル
写真がモヤっているのがわかるでしょうか
実は、外から部屋に入りカメラを構えたところ、その温度差で結露というか
一瞬にしてモヤのようになってしまったのです
カメラがいかに冷え切っていたか・・・外がいかに寒かったか・・・
10月の初旬の話なんだけど・・・