ハノーファーでは、旅行者のために「赤い糸」と呼ばれる、観光案内が用意されています
「赤い糸」は、延長4200メートルの道路上に記された、赤いラインで表わされています
旅行者はその赤いラインを辿って市街を回ると
建築・歴史など、色々体験・実感できる・・・・そんな仕組みになっています
ハノーファー「赤い糸」の案内地図です
28:私達が住んでいたライプニッツハウス
36:ハノーファー中央駅(駅前のエルンスト・アウグスト像)
30:何度も出てきたマルクト教会
今日、ご紹介するのは、川沿いの遊歩道に建つ「ニキ像」です (図中:
20番)
像:
ナナ「豊潤な女性達」 (1974年設置)
作者:
ニキ・ド・サン・ファル (2002年、74歳にて死去)
像が設置された時、多くの市民にとって異形の像は、抗議の対象になったといいます
公共の場所での芸術に対する議論が、激しく続けられましたが
やがて、ハノーファーの市民に受け入れられ、親しまれる存在になっていったのです
そして、2000年には、ハノーファーの「名誉市民」に選ばれました
彼女は感謝の念から、ハノーファーのシュプレンゲル美術館に
自分の作品を300点も寄贈したといいます
もちろん私も見てきました
「ニキコーナー」ともいえる展示室が連なり、圧巻でした
私が初めて「ニキ像」を見たのは、ニースのホテルのホール
http://ouchiyama.exblog.jp/2173910/
その時、とても印象に残ったのですが、作者のことまでは分かりませんでした
そして、ハノーファーで再会できたという訳です
ニキについての情報は、またあした・・・・