京町屋といっても、この川崎家住宅は、
大正期に建てられた大規模な都市住宅
(元々は綿布を扱う豪商の商館だったようです)
なので、普通の庶民の町屋という訳ではありません
構成としては、手前道路側から、茶室と洋館、玄関棟、主屋(総二階建て)
便所・浴室棟、土蔵2棟・・・となっていました
玄関・茶室前に前庭、主屋と土蔵の間にもう一つの庭と
建物は二つの庭を囲むように配置されています
では、内部を見ていきましょう
前庭・・・玄関を入るとその緑を見ることができます
奥正面に見えるのが茶室(紫織庵)
前庭奥に主屋、その1階座敷です
床の間のしつらい
座敷の中央を貫く中廊下・・・・前庭から奥庭方向を見る
主屋、前庭側の広縁・・・座敷側の中央に廊下があるのがわかるでしょうか・・・
主屋、奥庭側の広縁・・・・座敷両側にこのような広縁(廊下)が付いています
広縁から奥庭の方を見る
奥の中庭(?)の様子・・・・左手に見える廊下は水廻り棟、そして奥は土蔵へと続く
左側には、浴室や便所など水廻り部が付属、奥に見えるのが蔵入口
そして、一番奥にある土蔵の窓・・・・モダンな印象です