大内山雑記帳 

カテゴリ:北スペイン他の旅02.07( 32 )

リスボンの街歩き  <ポルトガル>

2002年7月の北スペイン・ポルトガルの旅報告をしています

最後の1日は、自由気ままにリスボンの街を歩き回りました
今も変わりは無いのですが、一貫して、行き当たりバッタリの街歩きです

旧市街の町をぶらぶらして、丘の上の方にやってきました
リスボンは坂の多い街です
向こうの丘の上に、砦が建っています・・・・後でそちらへも行きました
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細い坂道の、両側に建物が建ち並ぶ間をすり抜けるように、電車が走っています
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私たちも勿論電車に乗ってみました
この電車の中で、マイオットはサイフをすられました
ズボンの後ろポケットにサイフをそのまま入れていたそうな・・・・(とんでもない!)
「でも・・・・」と彼曰く、「後ろポケットはお尻が張っていて、触られると分かった」由
何だかモゾモゾした感触があって、神経を集中していたら、
スポッとサイフを抜き取られたのが分かり「アッ!」「わっ!」
大声を上げると、スリはサイフをポタッと、床に落としたのです
満員電車の中で、すられた瞬間に声を上げられると
サイフを持っていた人が犯人って、すぐバレてしまいますからネ・・・・
回りにいた人は、両手を挙げて、「私では無い!」と、アピールしたそうです

次の停車場で若い男性1人が、続いて女性が降りて行きました
関係ない・・・風に降りていった2人ですが、見ていると、だいぶ歩いてから
並んで話を始めていましたから、マイオットは、「あの2人が犯人!」
・・・と、一人確信していました
まあ、サイフは無事だったのですから、実害はありません
でも、ズボンの後ろポケットにサイフを入れるのなんて、止めようよ~・・・・

街中にある、エッフェルさんが設計したEVシャフトです(坂が多いモンで・・・)
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私たちが行った時は、運転休止中・・・乗れませんでした、残念
細部詳細、写真の部分拡大です(左が下部、右が上部です)
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手の込んだ造りです

さっきの写真の丘上に見えた砦です
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砦から、リスボンの街を眺めます
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砦の壁面に開けられた穴からの眺め
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リスボンの街は、そんなに大きくなく、でも過去の栄光の歴史の名残をとどめ
やさしく、とても雰囲気のいい街でした
屋根の色が、全体的に同質で、素敵な統一感というか、町並みの美しさを
形造っているように思えました


今日で、北スペイン・ポルトガルの旅報告を終わります
by ouchiyama-archi | 2007-09-29 11:16 | 北スペイン他の旅02.07

ベレンの塔 <リスボン・ポルトガル>

ポルトガルのリスボン・ベレン地区

そこに「ベレンの塔」が建っています
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あのヴァスコ・ダ・ガマがアフリカ大陸の喜望峰(アフリカ最南端)を発見し
インドへ至る航路を開拓したことを記念して、1515~1521年に建設されたとか

いよいよ、地球が丸いらしいと、実感され始めた時代だったのでしょう
「ここに地果て、海始まる」
暗黒の闇の世界だった海が
明るい未来へ繋がる希望の海へと、変わっていったのです

ポルトガルの輝かしい時代の始まりでした
その大航海時代を先取りしたのが、エンリケ航海王・・・先頭に立つ人
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付き従うのは、船乗り・地理学者・天文学者・詩人・宣教師・・・・

自身が海へ乗り出すことはありませんでしたが
航海術を極める技術者・大工・天文学者・・・等々を集め
遠征隊を大海原へと、送り出していったそうです

エンリケ航海王子没後500年を記念して、1960年に建てられた
「発見記念碑」は、当時のカラベル船の船首をモチーフにしたものとか
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また、広場には、ポルトガルが発見していった所を
当時の地図として、彫り込んでありました
年数は、発見(?)された時を表わしているのでしょう
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そういえば、日本に鉄砲を伝えたのも、ポルトガルでしたよね・・・・
by ouchiyama-archi | 2007-09-28 09:41 | 北スペイン他の旅02.07

ジェロニモス修道院 <リスボン・ポルトガル>

2002年7月の北スペイン・ポルトガルの旅報告を続けています

ポルトガルというのは、大航海に最初に乗り出して、大成功を治め
一大帝国を作り上げた国です

今では、ヨーロッパの西端の小さな国に過ぎませんが
ヴァスコ・ダ・ガマ(お~、なんて懐かしい名でしょう・・・)が切り開いた
インド航路によって、ポルトガルは東洋との交易で莫大な利益を得たのです
そして、そんな大帝国時代に、ジェロニモス修道院の建設が始まりました

入口部分の彫刻です
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マヌエル様式と言われる内部装飾
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中庭回廊を眺めます
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2階バルコニー廻りの詳細です
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アーチから空を眺めて・・・
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by ouchiyama-archi | 2007-09-27 18:44 | 北スペイン他の旅02.07

リスボン・海洋博あと <ポルトガル>

リスボンの海洋博覧会はもう終わっていましたが
大規模博覧会の後というのは、景観に色々工夫があって、おもしろいものでした

そのなかから、いくつか建物をピックアップ
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池・・という範囲が曖昧に設定してあります(縁無し)
また、滝の向こうに見える建物には、金色玉がのっけてありますが
ヨーロッパでは、時々、この金色玉を目にします・・・・なんでだろう~
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どこかのパビリオン(忘れました・・・)
入口意匠、妙な屋根の重なり・・・にちょっと注目
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もう一つは、あっさり・すっきり系
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グラデーションタイル壁・・・一緒に行ったH川さんが写っていますが・・・・ゴメン
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by ouchiyama-archi | 2007-09-26 09:12 | 北スペイン他の旅02.07

リスボン・海洋博あと <ポルトガル>

2002年7月の旅報告をしています

北スペインのビルバオから始まり、
巡礼の道を辿りながら聖地・サンティアゴ・デ・コンポステーラへ
次にポルトガルへ入り南下、最後の訪問地・リスボンまでやってきました
そのリスボンでは、海洋博覧会が行われた会場へ行き
色々な建物を見学してきました
(博覧会が終わった後でも使用できる恒久的な建物群です)

ポルトガルパビリオンから、池を挟んで向こうに見えるオーシャンパビリオン
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あれ~、見たことある建物のプロポーションだな~
そう言いあっていたら、やっぱり、大阪の「海遊館」と同じ設計者だとか
枝葉は違っても、建物が放つ雰囲気はそっくりでした
海遊館と同じく水族館になっている由
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その他、博覧会らしい意匠・建築の姿を・・・・
テントの列
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木のBOX
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角(つの)が付いた建物
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by ouchiyama-archi | 2007-09-25 09:32 | 北スペイン他の旅02.07

アルバロ・シザ <リスボン>

見たことの無いモノを見た時、人はある種感動を覚えるものです

今までに見たことの無いものを、この海洋博で目にすることができました

ポルトガルパビリオン    設計:アルバロ・シザ
遠景です
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何が見たこと無いものか・・・・この写真ではちょっと分かり辛いかも・・・

左の建物と、右側の建物の間に、テントというか幕というか
広い白いものが、ふわぁ~と、一枚の幕のように架かっているのが分かるでしょうか・・?

前面にあるポールが視覚的に邪魔して、
あたかもそのポールが、幕を支えているように見えるかもしれませんが
幕状のものは、支え無しで、建物間に架かっています
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この幕が、タダモノではないのです
湾曲した 50mx60m のコンクリート製の大屋根なのです
スパン 60mを飛ばしているのに、この薄さ!
この垂れ下がり具合!
雨対策は?樋は?・・・・そんなことはドウでもいいのでしょう・・・・

この大屋根の下は、博覧会のホスト国として、色々なセレモニーが行われた
大広場になっています・・・・・う~ん、不思議な造形です

なぜ、コンクリートでこんな薄幕が可能か?
その答えは、幕の付け根に見えました
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な~んだ、そうなのか・・・

とは言え、コンクリートの幕状の大屋根、その大きさ、その薄さ
造形上の処理の仕方、クラックも無い造り方・・・・初めて目にするモノでした
すご~い!

残念なのが、池の反対側から見た時のポールの高さ
丁度、天幕の下端と同じ高さに見えるので、
吊り下がったコンクリート天幕の印象を、すっかり損ねていました

シザの設計したこの建物の姿を、その側面から・・・
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あと、池の向こうに見える多目的大ホール
ドーム状の屋根が見えますが、そう目新しいものではないか・・・
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by ouchiyama-archi | 2007-09-24 11:28 | 北スペイン他の旅02.07

リスボン・海洋博跡地 <ポルトガル>

2002年7月の旅報告をしています

ポルトガルの首都、リスボンまで、やってきました

そこで開催された、1998年の「リスボン海洋博覧会」
リスボン市が行った都市再開発事業の一環で、
普通、万博施設は仮設建物が多く、会期後は撤去され産業廃棄物となるのですが
ここでは、万博後も使えるよう建築計画がされています

会場はリスボンの東
以前は、老朽化した石油備蓄タンクやゴミ焼却場、旧い倉庫が立ち並び
寂れた所だったそうです
それが、今ではニュータウンとして、大変身しています

まずは、以前にブログアップしている
サンティアゴ・カラトラバ設計のオリエント駅
会場の中心に、主要施設として整備されました
三角屋根の重なり部分が、駅のプラットホームです
手前には、まだ朽ちかけた建物が、そのまま手付かずで残っています
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駅を正面から見たところ
両翼に見える骨状のものは、通路デッキを支える(?)アーチです
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国際設計コンペで選ばれた案です
国内・国際列車、地下鉄、バス・タクシーターミナル等が集約されています

その反対側を眺めると
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そのデッキ部分
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足元部分・・・・カラトラバです(正面庇下部分です)
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駅のプラットホーム上に架かる屋根を見てみましょう
椰子の木が立ち並んでいるようです
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なかなか、こんな屋根を見ることはないでしょう
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以前のオリエント駅のブログをご覧になりたい方は、下記を・・
http://ouchiyama.exblog.jp/750433/
by ouchiyama-archi | 2007-09-22 13:21 | 北スペイン他の旅02.07

ロカ岬 <ポルトガル>

9月21日というのに、真夏並の暑さが続いています
さすが、40℃ということはありませんが、外をウロウロしていると
暑さも湿度もジリジリとした日差しの強さも、まだまだ夏そのものです

あ~、早く涼しくなって欲しい・・・・
天気予報では、明日! 
明日あたりから秋が近づいてくる・・・らしい・・・・我慢・ガマン・がまん・・・・

さて、連日ニュースでは、自民党の総裁選挙を取り上げていますが
国会は開催されたばかり、開店休業状態だと言うことを、忘れてはいけません

国会開催の経費は、いったいどの位なのか・・・・
私は単純に1日1億円くらいかと思っていました

でも、先日のニュースでは、1日3億円の経費がかかると言っていました
審議も論議も何もせず、
国会としての機能を果たすことなく過ごすと、単純に計算して
10日間で30億円を無駄に使ってしまったことになります

仕事をしてください
国会の仕事は何なのか、考えてください



話は、2002年7月に戻ります

ポルトガルを南下しながら、途中、ロカ岬に立ち寄りました
ヨーロッパ・ユーラシア大陸の最西端です
そこに立つ十字架の石碑
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ポルトガルの詩人、ルイス・デ・カモインスの
「ここに地果て、海始まる」・・・という一節が有名です

大航海時代より以前は、世界の端は、このロカ岬だったのです
それから先は、ぼうぼうと風が吹き渡る海が、果てしもなく広がる未知の世界

その先には、海が落ち、世界の果て・世界の終わるところがあると、思われてもいました

ロカ岬から、夕陽が海に沈むのを見たかったのですが
日は落ち、夕闇が迫ってくる時間帯となってしまいました
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そんな時間だから・・と言うべきか、強風が吹きつけるなか、この岬に立つと
昔の人が感じたかもしれない、未知の世界に対する憧れや恐怖心やらを
肌で感じることができました

宮本輝の小説「ここに地終わり海始まる」を読んで
いつか、ロカ岬に立ってみたいと思っていました
(・・と言いながら、小説の中身は何も覚えていませんが・・・・)
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吹き飛ばされそうな強風の中、ヨーロッパ最西端に立ったんだ・・・と
感慨深い想いがありました
by ouchiyama-archi | 2007-09-21 09:51 | 北スペイン他の旅02.07

青色陶板タイル  <ポルトの街・ポルトガル>

朝から、以前設計した住宅のメンテナンス工事に関連して
2件の現場を回ってきました

住宅は、年数を経て、手を入れていただくことによって
美しさを保てたり、耐久性を伸ばしたりできます

メンテナンスフリーと言う訳にはいきません
特に木部、雨や直射日光に晒されるところは、念入りに・・・・

今回は10年を一つの区切りにして
外壁・軒天の塗り替え、木部の塗装、鉄部の塗装、コンクリート面等々を重点的に、
改修工事を行っています

住宅に愛情を持って、手入れしていただけるのは、設計者としてうれしい限りです



さて、旅行報告
今日は、ポルトの街の青色タイルを御紹介
駅舎のホールなのですが、壁一面に嵌め込んだタイル画が、迫力あります
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各面のタイル画には、何か物語が描かれているようです

そこを通り過ぎると、駅のホームに出ます
改札口なんてありません
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ポルトの街は、昨日見ていただいたように、坂の多い街でした
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他にも壁面に、タイルで装飾してある建物が、いくつもありました
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タイル画はこの地方独特のもののようです
by ouchiyama-archi | 2007-09-20 15:44 | 北スペイン他の旅02.07

ポルトの街 <ポルトガル>

2002年7月の「北スペイン・ポルトガルの旅」報告です

ポルトの街は、古くからワインの産地として有名です
そして国名「ポルトガル」の元となった街でもあるそうな

川を間に挟んで、街が形成されています
(川の名前、記憶にありません)
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この川は、物資運搬の役割を担ってきました
日本ではあまり見かけない川辺の風景です
川が増水したり、氾濫したりすることは、あまりなかったのでしょう

屋根の連なり・・・・同じ色合いの屋根が続きます
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遠く尖塔が見えますが、その教会内部です
金ぴかです
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「金」は世界中どこでも、人の心を魅了してきたのでしょう
なんだか、こんなお仏壇を見たことあるような・・・・ゴメンナサイ、ここは教会でした


川辺の風景です
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by ouchiyama-archi | 2007-09-19 09:24 | 北スペイン他の旅02.07



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