大内山雑記帳 

カテゴリ:ル・コルビュジェ( 40 )

国立西洋美術館   <上野>

設計:ル・コルビュジェ

上野公園内にある「国立西洋美術館」です
ル・コルビュジェの設計で
実施設計は日本人の弟子 前川國男・坂倉準三・吉坂隆正が協力しました
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松方コレクションの内、フランスに預けていたものを、第二次大戦後
戦勝国であるフランスが没収・・・交渉の末ようやく返してもらえることに・・・・
しかし、返還ではなく、フランス側はあくまでもフランスのモノとして寄贈という形をとる
(戦争に負けると言うことはそういうことらしい)
寄贈するに当っては、専用の美術館を建設するように・・・という条件付
ゴッホの作品を含む数十点は、没収されたまま返還されなかった・・・とか

まあ、おかげでル・コルビュジェの作品が日本に建設されたのですからよしとしましょう

内部断面模型です
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入口ホール吹抜けの様子です
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ホールから続く斜路
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3階への小階段・・・幅が狭くて危険なため、実際に観客に使われることは無かったそうです
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参考写真:マルセイユのユニテ・ダビタシオン屋上階段と似たデザインです
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これも危険なため、使用できないようにガードされていました
by ouchiyama-archi | 2013-02-05 23:40 | ル・コルビュジェ

パリ <ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸>6

設計:ル・コルビュジェ

ラ・ロッシュ邸も、今日で最後にします
まだたくさん残り写真があるのですが、今日で最後にします
多分、似たような写真ばっかり・・・・に見えるだろうと思いながら・・・

3階書斎コーナーから、ホールを介して、向こうの廊下を見る
手摺高さ、垂壁高さに注目
男性が立っているところが、階段室になります
こちらの階段は、1階から4階屋上までいけるようになっています
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その廊下部分
壁の色の塗り分けに注目してみてください
ホールを挟んで、見えるのは、白壁なのですが、
向こうからは見えない方の壁面に、色付けをしています
他の白い壁に、その色が反射して、ほのかに、壁面が色づくのです
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他の壁の色付け&塗り分け
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4階レベルにある、屋上テラスからの眺めです
こんな景色なら、見ていても飽きないような気がします
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外に座るマイオット
私がいつまでも、ウロウロしているので、外で一服中
タバコは「百害あって一利なし」・・・分かっていても、止められないようです
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さあさあ、ラ・ロッシュ邸よ、さようなら~
最後にお庭に残る水色タイルの小さな水盤
サヴォア邸の水色浴槽に発展していったのでしょうか・・・
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おまけ画像:ル・コルビュジェ財団パンフレットから・・・
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財団パンフレットに載るコル設計の紹介建物

ラ・ロッシュ邸
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スイス館・ブラジル館
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コルのアトリエのあるアパルトマン見学
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ポアシーのサヴォア邸
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by ouchiyama-archi | 2007-02-26 11:22 | ル・コルビュジェ

パリ <ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸>5

設計:ル・コルビュジェ

少し飽きてきました・・・ラ・ロッシュ邸・・・

でも、ゲストルームです
長椅子のあるブリッジから入ったところです
裸電球もこんな風にしてあると、おしゃれに見えます
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奥に入って見返りです
正面ガラス戸が入口、右側戸は水周りへの入口(キッチンだったか・・・?)
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この部屋から、テラスへ出られます
そこから見える、お隣のジャンヌレ邸
そこは、コルビュジェ財団の事務所になっています、会議中かな・・・
大きなガラス屋根の下は、ナンだったか、のぞいた記憶がありません
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そこを見上げて
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2戸一の連棟住宅です
ラ・ロッシュ邸の方の壁面を見ます
階段室回りです
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by ouchiyama-archi | 2007-02-24 11:12 | ル・コルビュジェ

パリ <ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸>4

設計:ル・コルビュジェ

まだまだ続く、ラ・ロッシュ邸です

昨日のギャラリースロープを上ると、書斎コーナーのようになっています
吹抜けホールに面した3階から、ギャラリーロフト方向を見る
扉仕様は、サヴォア邸と同じですね
パーソナル暖炉か、こじんまりとセットしてあります
天井高は、多分2m100ちょっと・・、結構低く押さえられています
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視線を右に動かすと・・・
片面の壁だけが、黒く塗装されています
(1面だけが、青だったり淡いブルーだったり、オレンジだったり・・色々です)
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吹抜けホールに面した3階書斎コーナーから、向こう側を見る
向こう側の通路垂壁高さに注目
視線がちょっとづつ、ずらされています
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男の子たちの位置から、吹抜けホールを見下ろすと・・・
足拭きマットの置いてあるところが、入口扉のあるところです
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ブリッジを見下ろすと・・・
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3階にあるトップライトです
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by ouchiyama-archi | 2007-02-23 17:18 | ル・コルビュジェ

パリ <ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸>3

設計:ル・コルビュジェ

ラ・ロッシュさんは独身で、美術収集家だったとか
その収集作品を飾るギャラリーの設計を頼んだと、聞いています

ちなみにジャンヌレ・・・は、コルビュジェの本名(苗字)で、
だから、ジャンヌレ邸は、彼の兄の家なのです

ピロティで持ち上げられた、ギャラリーです
3階書斎コーナーから、見下ろします
2層分の天井高、&壁の色が、塗り分けられているのが印象的です
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サヴォア邸より、数年早い建築ですが、スロープが使われています
吹抜けたギャラリーを、スロープを使って、下りていきます
壁に架かった絵画を見ながら、視線はゆっくり移動します
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スロープを下りきった所から、入口方向の見返りです
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3階から見た、照明装置&高窓から見える隣家
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2階レベルにいると、隣家の視線を感じることはありません
by ouchiyama-archi | 2007-02-22 16:48 | ル・コルビュジェ

パリ <ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸>2

設計:ル・コルビュジェ

2006年10月に行ってきた「パリ」報告を続けています

ラ・ロッシュ邸見学の続きですが、またサヴォア邸のように
ダラダラ続けてしまわないように、出来るだけ手短かに、
お伝えしようと・・・・心がけるように・・・致します・・・・かな?・・・

今回は、探してみても、平面図が手に入りませんでしたので
写真だけのUPとなります

入口ホールです
吹抜けになっていて、通路が巡り、
色々な角度から、空間を楽しむことができます
写真左手側に、昨日の黒い鉄扉・玄関扉があります
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右側壁面(絵がかかっている)が、玄関正面にあたります
奥に、2階へ上がる階段があります
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2階レベル通路から見ます
バルコニー状に飛び出した箱がアクセントになっています
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3階レベルから、ホールを見下ろす
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もう少し移動すると、空間構成が見やすくなります
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2階左手にシェーズロング、その奥がギャラリースペースとなります

追加:平面図
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by ouchiyama-archi | 2007-02-21 10:04 | ル・コルビュジェ

パリ <ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸>

設計:ル・コルビュジェ    1923年

2006年10月に行ってきた「北フランスの旅」のうち、最終地のパリ報告をしています

パリの2日目は、自由行動の日でした

まずは、行ったことのない「ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸」へ・・・
16区の高級住宅街の中にあります

コルビュジェ初期の作品で、2家族用の住宅です
現在は、コルビュジェ財団の建物となっており、ラ・ロッシュ邸が見学できます

一般の道路からは引っ込んだところに、入口があります
正面は、ピロティで持ち上げられた、ラ・ロッシュ邸のギャラリー
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道路に見える所は、もうこの家の敷地内にあたるようで、手前には門がありました
L字型をした平面形で、手前がジャンヌレ邸、奥がラ・ロッシュ邸です
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作品集でよく目にする、長いすの置いてある窓が、見えてきました
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ラ・ロッシュ邸入口正面です
長いす下の、黒いドアが入口扉です
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ピロティ部分(上部はギャラリー・居間)
壁面がゆるくカーブしています
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オマケ画像:パンフレットから
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平面図です
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追加画像、外観
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by ouchiyama-archi | 2007-02-20 17:10 | ル・コルビュジェ

<サヴォア邸> 19 さようなら、サヴォア邸

設計:ル・コルビュジェ

さあ、サヴォア邸ともお別れです
堪能していただけたでしょうか・・・・・
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だんだん、遠ざかっていきます・・・名残惜しい気分でいっぱいでした
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左に曲って、門のそばには、管理小屋がサヴォア邸を真似て、作ってあります
まあ、気持ちは分かるけど、変
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門を出ると、あら、こんな所に案内板があったのね・・・
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サヴォア邸周辺の、住宅街の様子です
サヴォア邸だけが、広い敷地を持っているのが分かります
建物だけでなく、あの広い芝生の庭があって初めて「サヴォア邸」なわけで
敷地全体をきちんと残してあるのが、印象的でした
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さようなら、サヴォア邸

これから、北フランスの旅、最後の地・パリへと向かいます

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やっぱり、コルビュジェの建築五原則に触れておこうと思います
1926年に提唱された、その五原則とは

1.ピロティ
2.屋上庭園
3.自由な平面プラン
4.横長な窓
5.ファサード形成の自由

この五原則が生かされた、最も代表的な作品が「サヴォア邸」です
(サヴォア邸  1929~1931年)




おまけ画像:パンフレットから

建築5原則の説明

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コルビュジェが説明する「サヴォア邸」

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by ouchiyama-archi | 2007-02-10 11:05 | ル・コルビュジェ

<サヴォア邸> 18 1階へ

設計:ル・コルビュジェ

そろそろ、帰らなくてはなりません
スロープを使って、1階へ下りて行きましょう
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入口扉です、あっさりしたものです
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1階は、模型や資料の展示室と、スタッフの事務室等になっていて
展示室以外は、見ることが出来ませんでした
階段が地下室へと続いているので、探検しようとしたら、
「ダメ(フランス語・・・ノンだったか)」って、怒られてしまいました
玄関ホールはグッズ売り場に、でも、何も買う間がなかったな~・・・・残念
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入口ホール、斜路との関係
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展示されていた模型です
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by ouchiyama-archi | 2007-02-09 09:54 | ル・コルビュジェ

<サヴォア邸> 17 壁の色・いろいろ

設計:ル・コルビュジェ

ブログの投稿ページを開けると、何だか色んなアイコン(と言うのだったか?)が
増えている・・・・使ってみた~いふ~ん、何だかおもしろそう
そのうち、太文字とか使ってみようかな・・・・

今日は、サヴォア邸の壁に使われていた色を、ピックアップしてみようと思います
基本色は白です
その中に、壁の一面だけ、あるいは一部分だけ、着色してあるのです

普通に撮って来た写真の壁色を切り抜いているので
オリジナルの色とは、若干違うと思いますが、悪しからず・・・・
光の当り具合によっても、違うし・・・

居間
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水色のほうは、階段ホールの一部にも、使われていました
左はどちらかと言うと、オレンジ系に見えました

客用寝室
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この茶色は、子供室、寝室の一部にも・・・

主寝室
上記の茶色+このピンクe0040345_9213125.jpg

もしかしたら、
居間の色と同じかもしれません



夫人室・廊下
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とても印象的な青です
部屋に壁面はだいたい4面あるのですが
その1面だけに、
彩色しているのがミソでしょうか

実際は、もっと青く感じます

わたしも、いつかやってみようかな・・・
やわらかい色あたりから



1階外壁・ガレージ扉
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by ouchiyama-archi | 2007-02-08 09:26 | ル・コルビュジェ



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