設計:ダニエル・リベスキンド
ベルリン・ユダヤ博物館の空撮写真です
外壁はチタンと亜鉛の板で覆われ
ギザギザ・ジグザグ平面は
引き裂かればらばらになったダビデの星を表わしているとも言われています
左側に見える四角い庭が、亡命の庭(開放の庭)です
館内案内を続けます
ジグザグ平面には、何も無い空虚な空間「ヴォイド」が貫通し
ホロコーストにより出来た空白を、記憶するための空間として用意されています
その中で、地下から3階まで、約20mの天井高さを持つ
「記憶のヴォイド」
床には鉄板で出来た、無数の顔・顔・顔・・・・
イスラエルの彫刻家によるインスタレーション
10000枚の顔だそうです
ホロコーストで亡くなった無数の人たちの、叫び声が聞こえてくるようです
でもアイフォンでの解説で、作者は「誰かを告発するとか、そんなつもりは無い」と言っていました
亡くなった人たちの、声無き声を、ただ静かに耳をすまして聞き入るばかりです