大内山雑記帳 

昌徳宮(チャンドックン)    ソウル

昌徳宮(チャンドックン)は1405年に、正宮である景福宮の離宮として建てられました

さて、「景福宮」 ・・・・なんと読みましたか・・・?  私はすぐ忘れてしまいます・・・・
(景福宮・・・・ キョンボックンと読みます)

景福宮の東に位置することから、昌慶宮(チャンギョングン)と共に 
「東殿」と呼ばれたそうです


昌徳宮・・・・ チャンドックン
景福宮・・・・ キョンボックン
昌慶宮・・・・ チャンギョングン       ・・・なかなか手強い読み方です、難しい・・・・


秀吉軍の襲撃によって、全ての宮殿が焼失しましたが(秀吉!何をした・・・?)
1615年に第15代王が再建して、景福宮が再建されるまでの270年の間、
ここ昌徳宮(チャンドックン)が正宮の役目を果たしました
朝鮮の宮殿の中で、王様が最も長く住んだ王宮だということです


他の多くの王宮が、戦争や火災、あるいは植民地時代の日本の支配(!また~)によって
本来の姿を失っているのに対して
ここ昌徳宮(チャンドックン)は、保存状態がよく、
李氏朝鮮時代の趣や生活様式を、色濃く残していると言われています 


・・・と、前説はここまで、写真をご覧下さい

道路側から見る宮殿の屋根姿
昌徳宮(チャンドックン)    ソウル_e0040345_928455.jpg




昌徳宮(チャンドックン)    ソウル_e0040345_929876.jpg




昌徳宮(チャンドックン)    ソウル_e0040345_9292938.jpg



昌徳宮(チャンドックン)  宮殿の配置図です
昌徳宮(チャンドックン)    ソウル_e0040345_930783.jpg




門の前に残る、ソウル最古の石橋・・・・・橋下にはもう水は流れていませんでしたが・・・
昌徳宮(チャンドックン)    ソウル_e0040345_931575.jpg

動物の彫刻も風雨にさらされて丸くなっています


宮殿内、最初の門
昌徳宮(チャンドックン)    ソウル_e0040345_933175.jpg




門前を取り囲む赤い壁の建物
昌徳宮(チャンドックン)    ソウル_e0040345_934681.jpg




門をのぞくと、その先には更に門が・・・・
昌徳宮(チャンドックン)    ソウル_e0040345_9344179.jpg




門の中です
昌徳宮(チャンドックン)    ソウル_e0040345_9351720.jpg




この日は土曜日に当りますが、地元の小学生も見学だと思います
昌徳宮(チャンドックン)    ソウル_e0040345_9363988.jpg

当然、歴史として、秀吉や日本の植民地統治の話を聞くことになるのでしょう
日本の小学生は、そんな歴史を知っているでしょうか・・・・
by ouchiyama-archi | 2010-07-08 09:38 | ソウルの旅 10.05
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