優雅な荘園レストラン
中庭を取り囲みながら、次々と部屋が繋がっていました 広い敷地ですから、段差も出てくるわけで、その階段とアイアンの飾りに注目 かわいい造りになっています ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 部屋から部屋へ移るちょっとした壁面の飾り ![]() ![]() 侵攻してきたスペイン人達は、支配層として、荘園を営み
スペイン風の中庭を囲む邸宅を建てて、大地主として暮らしていました もちろん原住民は奴隷として扱われたことでしょう かつての荘園邸宅が、レストランに変身し、私達はそこで昼食をとることに・・・ スペイン人富豪の昔のお屋敷を垣間見る、良い機会となりました 外観 ![]() レストラン平面図・・・・古い図面です ![]() 3つの中庭を取り囲むように、建物が配置されています 入口近くにある祭壇・・・今でも信仰深い人が多いと聞きます ![]() 最初の中庭 ![]() ![]() 客席手前にある待合サロン ![]() メインの客席 ![]() ![]() 回廊に囲まれたテラス席・・・中庭に面しています ![]() 設計:ルイス・バラガン
中庭を囲んだ住宅です バラガン設計の住宅にしては小さい・・・ということですが 日本の感覚からすれば、立派な豪邸です 内部写真は撮れませんから、中庭廻りをもう少し・・・ 食堂上テラスにいる時、家主さんがドアから出てきました ![]() ![]() ![]() ヒラルディさんは、もう亡くなっていて、彼女とその家族が現在の住人です ガイドさんが、この家に住むことになった経緯をきいてくれました ヒラルディさんは独身でした 亡くなる時、バラガン設計のままこの家を維持(置いてあるもの、家具、什器、絵画等) してくれることを条件に、一緒に仕事をしていた彼女の夫に家を無償で託したそうです 彼女達は、受け継いだまま、なに一つ動かすことなく、住まい続けているとのこと 「コレは、バラガンが新築祝いにくれたもの」と、結構大きな彫刻が居間に置いてありました ・・・・インテリアを一切さわれないというのも、しんどい話のような気がしますが バラガン設計の家を楽しみ、大切にして、家を誇りに暮らしている風でした 2階テラスを続けます ![]() ![]() 2階から見る1階の渡り廊下・・・たてスリットが連続しています ![]() 1階食堂側から見る渡り廊下 ![]() 内部写真をインターネットからいただきました ![]() スリットに黄色いガラスを入れて、光が更に黄色に輝くよう意図されています 1階に下りて、プールのある食堂から、中庭を眺めます ![]() 中庭に広がるジャカランダの木陰 ![]() 木を見上げると・・・・ ![]() 最後にヒラルディ邸食堂プールを表紙にした本 ![]() 設計:ルイス・バラガン
バラガン最後の作品で、代表作の一つにもなっています 日本でも紹介されたことがあるので、ご存知の方もあるかもしれません 食堂に青と白の壁に囲まれたプールがあって、赤い柱壁が水中に立っている ・・・・という構図です バラガン設計の住宅にしては、敷地の小さなものです(間口10mx奥行き35m) ヒラルディ氏が是非バラガンに設計して欲しいと頼み込み、何度も断られながら 最後には設計を承諾してもらった・・・ということです ヒラルディ邸が見えてきました・・・・バラガンピンクです ![]() ![]() メキシコでは、至る所、立派な街路樹が葉を茂らせていました ヒラルディ邸前の街路樹を見上げて・・・ ![]() 道路側に開いた、唯一の窓・・・・アクセントになっています ![]() ![]() 入口扉・・・重厚な木の扉です 手前はメキシコ在住30年のガイドさん(現地の人と結婚)、奥の女性は現在の住人 ![]() またまた、内部の写真撮影は禁止です 階段ホールの説明を聞いた後、2階居間を通り、2階テラスへ案内されました 中庭を囲んだテラスは外部に当るので、写真撮影OKが出ました 2階テラスの渡り廊下部分(手前が居間で道路側に当ります) 向こうは食堂上のテラス ![]() ![]() 中庭見下ろし ![]() 1階食堂方向を見る ![]() ![]() バラガンは広い緑の庭園をセットにして住宅を生かしてきましたが ヒラルディ邸では、敷地中央に元々あった「ジャガランダ」の木を中庭に残しました これがそのジャガランダの木です ピンク壁は、道路側の居間、個室などです 設計:ルイス・バラガン
バラガンは生涯独身、信仰深い人だったようです 身長は193cm・・・長身でした バラガン自邸は、昨日見ていただいたように、外観デザインというものがありません 道路から直接外壁が立ち上がり、隣家との境も判然としません 壁はそのまま繋がり、外観を構成するのは、その壁に開けられた窓のみ その窓も、内部からの要素で、位置・大きさが決められ 外からどう見えるか、を意識しているとは思えません 閉じた箱を作り、但し、奥には広い広~い庭が用意され緑・樹木・自然が溢れ、 別世界を作り出しています バラガン自邸で写真を撮らせてくれたのは、屋上テラスのみ ここでも、高い壁をめぐらせて、外部の建物を視界から消し去り 見えるのは、空と緑と・・・・ ![]() ![]() ![]() 屋上に設置してある水栓も外壁と同じ色に塗り込めてありました ![]() 屋上の出入り口 ![]() バラガン自邸の写真は・・・・・以上です あの空間を写真に撮れたら、どんなに嬉しいことか・・・・・本当に残念です・・・ バラガン自邸が建っている近所の通りの写真です 周囲の環境が少し分かっていただけるかと・・・・ お向かいの家 ![]() 前面道路添いの家々 ![]() ![]() 広い道路へ出てから見えたビル ![]() 設計:ルイス・バラガン
次に訪れたのは、バラガン自邸・・・カーサ・バラガン 世界遺産に登録されています ![]() もちろんここも、完全予約制、そして写真撮影禁止 かつ、案内人が各グループごとに張り付いて、その案内通りに動かなければなりません 感動したからといって、そこにゆっくり佇んで・・・・なんてことは、許されないのです 作品は、写真集でさんざん見ていましたから、まあ、写真と実物との感じ方の違いとか 実際の空間を直に体験してどのように感じるか・・・実感してきました まずは、その自邸外観から ・・・と言っても、通りに直接外壁が面していて、周囲の建物とつながっているので どこまでがバラガン自邸で、どこからが他の建物か、判然としない 自邸隣のアトリエ入口から・・・ここで手続きをします(壁に12の番号が打ってある) ![]() バラガン自邸の入口・・・14の数字が打ってあるところです(その左はガレージ入口) ![]() 右上の格子状の高窓は、例の書斎の窓 再度、隣のアトリエ入口方向 ![]() ![]() バラガン作品集・・・本の表紙ならブログアップしても許されるのでは・・・・・ ![]() 玄関ホールです 小机天板は脚無しで、壁から持ち出し 階段に手摺はありません バラガンは死ぬまでここで過ごしたそうですが、 さすがに最晩年には、手摺を付けて生活していたようです 今、丁度日本でバラガン展をやっているようで、その案内からも小さな写真を頂きます ![]() ![]() 左側は庭に面した居間、右側は書斎にある持ち出し階段 日本で展覧会をやっているせいで、いくつかの絵画が、あるべきところにありませんでした ・・・・遠く日本へ運ばれていったのでしょう・・・・ ![]() 日本でのバラガン展は下記参照 http://www.watarium.co.jp/exhibition/0908/index.html ワタリウム美術館 期間:2009年9月9日~2010年1月24日 構成:妹島和世+西沢立衛/SANAA ・・・・メキシコの自邸横アトリエの方にも、2人の作品が飾ってありました 設計:ルイス・バラガン
メキシコまでやって来た大きな目的の一つ・・・・「ルイス・バラガンの建築を見る」 ソチミルコを急いで出発したのは、 このトゥラルパン礼拝堂見学の予約時間が迫っていたからです メキシコシティにあるバラガン建築を見学するには、全て予約が必要です なおかつ、映像権はスイスの財団が持っているとかで、写真は一切禁止です せっかくやって来たのに、写真が撮れないとは、なんと悲しいことでしょう・・・・ 記憶にとどめるより他ありません トゥラルパン礼拝堂(カプチナス修道院)への道・・・・普通の住宅街です ![]() ![]() こんな道を歩いていくので、どんな建物が見えてくるのでしょう・・・・・ 入口です・・・・そっけない外観、その中にビックリするような空間が待っているのですが ![]() ![]() 修道院の中で、道路に面して開けられた窓は、面会室の窓でした ![]() 中庭の写真だけは撮らせてくれる・・・と聞いていたのですが、それもダメでした 中庭に面した部屋に、全ての荷物を置くよう言われました・・・・シスターがずっと監視 修道院で購入した本から、平面図を転載させて頂きます・・・これももしかしたらダメ?かな 1階平面図・・・赤い線が、私達が移動した経路です ![]() 2階平面図・・・礼拝堂は吹抜けになっています ![]() それはそれは、幻想的で美しい空間でした 光の取り入れ方、その光に色をプラスして、なんとも言えない空気・空間を作り出していました その場に身を置か無ければ、経験できない光と色、全身が包み込まれるような空間でした バラガン晩年の作品で、バラガンが私財を投じ、 そのかわり、バラガンの思うように空間を創り出していった・・・と言われています 写真を撮ることは出来ませんでしたが、パンフレットをくれました その中から写真を頂きます・・・・これもダメなのかもしれませんが、 そう固いことは言わず・・・ゴカンベン しかし、写真ではあの空間を写し撮るのは無理なようです・・・・・ 礼拝堂 ![]() 補足説明: 右側壁面に見えるのが祭壇です では、この十字架はどこを向いている・・・・・祭壇の左手に立っています 祭壇や座席からすれば、90度向きが変わります そして、その奥にスリットが切ってあるのです 光が来る方向は、全て祈りの背面からです この十字架の影が、時間の経過と共に壁を動く仕掛けになっています 平面図で祭壇左手に棒状にプロットしてあるのが十字架です 祭壇横に影絵のごとく十字架が見えるのが分かるでしょうか・・・ 祭壇に向き合う時、祈りを奉げている時、祭壇の壁上を影の十字架が 静かに太陽の動きに合せて、位置を変えていくのです 側面(背面)の黄色いスリット・・・・礼拝堂の席からその姿を見ることは出来ません ![]() 中庭 ![]() 礼拝堂・・・・・みごとでした もしメキシコへ行かれることがあれば、是非あの空間に身を置いてみて下さい
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